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【在宅Webライター】1日1万文字を書くのは可能なのか

よく、「1日1万文字以上は書けないと、書くことを生業にするのは難しい」と言われます。

私はWebライターを始めるまで自分のブログを15~16年書き続けてきましたが、1日に何文字書いているかはあまり考えたことがありませんでした。
その頃は書くこと自体が目的で、それで収益を得るなんてことはまったく考えていなかったため、とにかく書けさえすれば満足だったんです。

でも、Webライターの仕事を始め、書くことで収入を得るようになると、何文字書くかは稼ぎに直結してくるため、嫌でも意識せざるを得ません。

そこで、よく言われる「1日1万文字」というのが私にとってどの程度のボリュームなのか、あらためて考えてみました。

1万文字はこのくらい

1万文字というと、一見ものすごい文字量のように思えますよね。

でも、2000文字×5本 と置き換えると、今ライターをしている私にとっては急に親近感のわく数字になります。

2000文字というのは普段よく書いている文字数なので、感覚的にどのくらいの分量なのかが掴めるから。

でもこの2000文字というのは、自分の趣味ブログか仕事かで掛かる時間がまるで変わってきます。

 

自分のブログの場合

自分の好きなことを好きなように書く趣味ブログであれば、2000文字なんてあっという間に書けてしまいます。
思っていることをただ垂れ流すだけなら、たぶん20~30分も掛からないのではないでしょうか?

しかし、ある程度「人の役に立つ記事を書こう」と思うと、リサーチが入ってくるのでもう少し時間がかかります。
2000文字を書くのに1時間くらいは掛かるかと。

それでも、仕事に比べれば気分的にはずっと楽です。
何せ自分のブログですから。
わりとサクサク書ける感じ。

ここに画像選定や文字装飾などが入ってくるので、実質はもう少し時間を費やすことになるのですが、それもまぁ自分のブログなら大したことはありません。
というか、楽しいので苦になりません。

‥‥‥ということで、自分のブログの場合、1万文字を書くのにだいたい2時間~5時間くらいかかると思われます。
この程度なら、1日1万文字を達成するのはそんなに難しくないですね。

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仕事の場合

これが仕事となると、一気に書くスピードは落ちます。

何より、依頼される仕事というのは基本的に専門的な知識が必要になってくるので、よほど自分の得意分野でないかぎりリサーチにものすごく時間がかかります。

クライアント側からタイトルや見出しが指定される場合もありますが、今わたしがやっている仕事はすべて自分で何を書くかを決めてタイトルと見出しを自分で考える必要があるため、最初にサラッとリサーチをしてまず今回はどんな記事を書くかを決めるところから始めなければなりません。

書くことを決めたら、リサーチをさらに深めていき、タイトルや見出しを決めます。
そこからさらに深く掘り下げたリサーチをおこない、本文を書き進めていくといった具合です。

ひとつひとつの案件にこれだけ前準備が必要になるので、2000文字の記事を書くのに今の私ではどんなに急いでも2時間、ライティングだけでも1時間半は掛かると思います。
記事によってはそれ以上掛かることも。
ということは、1時間半で計算したとしても1万文字を書くのに7時間半かかることになりますね。

しかも、途中で集中力が途切れて作業スピードが落ちたり、途中で書けなくなってその記事をお蔵入りにしてしまったりと、なんだかんだ紆余曲折するので、実際はもっと効率が悪くなります。

私の場合、仕事の記事はどんなにがんばっても、1日に2000文字を3件、計6000文字がせいいっぱいというところ。それ以上やろうとすると、記事の質が落ちます。

1日1万文字はとても無理ですね…。

 

単純には比べられない

 

そうは言っても、単純に比べられるものではないのも事実。

自分のブログで1万文字を書くのはどちらかというと「趣味」や「楽しみ」の範疇に入るものであり、ほとんど苦痛を感じません。
SEOやペルソナを戦略的に考える必要もなく、ただ頭の中に湧き上がってきた言葉をそのまま綴るだけでも良いので、本当に気がラク。

一方、仕事は自分のブログのように楽しんで書くことはできません。
正直、ものすごくプレッシャーを感じます。

確かに書くことは好きですし、それで収入を得られているのはとても幸せなことだとは思いますが、ライターの仕事のやりがいは書くこと自体にあるのではなく、もっとその先にあるんですよね。

ライターの仕事のやりがいは、書くこと自体よりも人に自分の文章が認められること・求められることにあるような気がします。

ブログはただ自分の納得のいく文章さえ書ければ満足なんですよ。

でも仕事の場合は、書き手である自分と読者のあいだに「クライアント」が存在し、彼らの意向に沿った文章を書かなくてはならないのでね。
ブログのような楽しさはないですね。

ただ、自分の書いた文章がお金になるというのは、自分のブログをただ自己満足で書いていた時には得られなかった喜びです。
自分の文章に価値を見出してお金を出してくれる人がいるなんて、いまだに信じられないくらい。

その反面、ダメなら容赦なく切られるわけで、その怖さはいつもヒシヒシと感じていますが…。

 

まとめ

書くのがとにかく好きなので、自分の好きなことだったら1日1万文字は大して苦痛を感じずに書けてしまいます。
たぶん2万文字も行けるんじゃないかと。

でも仕事となると、満足できるレベルの記事を書くには、今の私では1日6000文字程度が限界。

なので、仕事で1日1万文字以上を書いているライターさんは凄いと思います。
また、ブロガーさんでも価値のある記事を1日1万文字以上書いている人はやっぱり凄い。

1万文字というのはけっこうな分量です。
リサーチしながらの1万文字は本当にたいへん。

これからもっと経験を積んで行けば、一定のレベルを保ったまま1日1万文字を書けるようになるかもしれません。
でも、それはまだ遠い未来のことだと思います。

 

それでは、また。

 

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