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得意分野や専門分野がなくてもWebライターの仕事はできるのか?(質問への回答)

こんにちは、Ayukoです。
ちょくちょく、こちらのブログからメッセージをいただくことがあります。これまでは個別にお返事してきたのですが、去年あたりからメッセージの数が増えてきて、最近はすべてのメッセージにお答えするのが難しくなってきてしまいました。

メッセージをくださるのは、Webライターを目指している方や、まだ始めたばかりの初心者の方が多く、次のような質問が多いです。

  • こんな案件があるのですが、引き受けても大丈夫でしょうか?
  • 書く仕事はしたことがないのですが、ライターの仕事はできるでしょうか?
  • 専門分野はあった方がいいでしょうか?
  • どんな勉強をしたらよいのでしょうか?
  • サロンに入った方がいいでしょうか?

似たような質問が本当に多くて、やはり初心者の頃に悩むことは皆さん共通しているのだなぁ…と思い、今回ブログでこれらの質問にお答えしてみることにました。

私の個人的な感じ方によるところもあるので、参考程度に読んでいただけると幸いです。

この案件は引き受けても大丈夫?

「テストライティングは無報酬」、「最初の10記事or20記事は文字単価が激安」などの案件を最近クラウドソーシングでよく見かけます。案件詳細ページには、「丁寧にフィードバックします」とか、「仕事をしながらライティングが学べます」とかの言葉が並び、初心者ライターの目を引くような内容になっています。

もちろん全てが悪質クライアントとは限らないですし、自分で1件1件調べたわけではないのですが、「引き受けても問題ないでしょうか?」と聞かれて「大丈夫です」とはちょっと言い難いのが本音です。

その案件をこなしたことで、ライティングのノウハウが身に付いたり技術が向上したりする可能性もゼロではありませんが、こういう案件の中にはかなりの割合で悪意あるクライアントが紛れ込んでいる気がします。最初から無報酬や安い報酬で記事を書かせるのが目的というパターンです。

「〇記事以上書けば、単価が上がります」と謳っていても、その前に連絡が途絶えてしまったり、テストライティングで落とされてしまったりして、ライター側はただただ理不尽な結果しか得られない可能性も……。
ライティングに自信のない方にとっては、こういう案件は魅力的に見えるかもしれませんが、個人的にはこういった条件付きの案件は避けるのが無難だと思っています。

これ以外にも、「初心者OK」、「主婦のお小遣い稼ぎに」みたいな言葉にも注意が必要です。おそらくですが、こういうクライアントは最初から質の高い記事は求めておらず、少しでも安く、あわよくば無料で記事を書かせたいという下心があるのではないかと…。(全員がそうだとはいいませんが)

自分が少しでも不安に感じたり怪しく思ったりした案件には、最初から手を出さないのが賢明です。その嫌な予感はけっこうな確率で当たる気がします。ごくごく普通の健全な案件を選んで、地道にやっていくのがいいと思います。

書く仕事はしたことがないけど、ライターの仕事はできる?

文章を書くのが初めてでも、ライターの仕事はできます。初めてといっても、日本は9年間の義務教育がありますから、文章を読んだり書いたりすることは誰もが子どもの頃から馴染んでいるでしょうし、作文や感想文やレポートもこれまでたくさん書いてきているはずです。なので、どんな方でも基礎的な「書く技術」は身についているのではないでしょうか。特別、本嫌い、活字嫌いという人でなければ、問題ないと思います。

ただ、ライティングを仕事にするとなると、「正しい国語力」が必要になります。よくライターに文章力は必要か、みたいな話題を目にしますが、小説家のようなセンスある文章を書く才能はライターには必要はありません。ですが、読者が最後まで違和感なく読み切れるレベルの文章が書けないと、クライアントさんに継続して発注してもらうのは難しくなります。そのため、ライターには正しい国語力と、読みやすい文章を書く能力が求められます。

でもこれも、仕事をしながら身に付けていくことができます。私の場合は、納品までにしつこいくらい記事を読み返したり、校正ツールを利用したり、記者ハンドブックを参考にしたりしています。あと、いろいろなWeb記事を読んで、上手い言い回しや言葉選びや文末表現などはどんどん吸収するように心がけています。

専門分野はあった方がいい?

専門分野はあるに越したことはありませんが、あった方が有利になるというだけの話で、とくに専門分野や得意分野がなくてもWebライターの仕事をすることは可能です。

専門分野や得意分野があると、それに特化した案件が受注しやすくなります。また、その分野の知識がない人に比べると質の高い記事が書けるので、高単価案件が獲得できたり、継続依頼が来たりと、メリットが多いです。

ただ、ライターを目指す人の中には、とくに何かの資格があるわけでもなく、専門的な知識も得意なこともない、という人もいるかもしれません。でも、Webライター向けの案件はとても幅広いので、その中から少しでも興味のあることや好きなことがテーマの案件を探して挑戦してみてはいかがでしょうか。

私も最初はとくに専門分野を決めていたわけではありませんでした。美容や健康の記事なら何とか書けそうだなと思い、一番最初に受注した仕事は「睡眠」に関する記事でした。いざ引き受けてみたら知らないことばかりで焦りましたが、あれこれ必死に調べて何とか書くことができました。そこから美容健康をメインに、女性向けの記事を多く請け負うようになり、美容薬学検定や日本化粧品検定を受験して資格も取得しました。すると、さらに単価のいい案件に通るようにもなり、報酬も増えていきました。

今の段階で専門的な知識がなくても、幅広い分野の仕事を引き受けているうちに、書きやすい分野や熱意をもって取り組める分野が出てくると思います。そうしたら、さらに勉強して知識を深めたり、関連資格を取得したりしていけば、おのずと自分の専門分野が定まってくると思います。まずは、自分がちょっとでも興味を持てるテーマから挑戦してみてください。

ちなみに、現在の私は介護・福祉記事がメインで、美容健康の記事はいっさい書いていません。こんなふうに途中で方向転換をするのもアリです。ただ、その中でもできれば高単価の分野を選ぶと報酬が上がりやすくなります。(例えば、金融とか不動産とか…)その辺はご自分でいろいろ模索しつつ、でもまずは、あまり分野にこだわらず、実際に仕事を始めてみるのが大事だと思います。

どんな勉強をしたらいい?サロンに入った方がいい?

これはとてもよく聞かれる質問なのですが、私の場合は、勉強というより仕事をする中でいろいろと試行錯誤をしながらWebライティングの基本を学んだ感じです。

書籍も何冊か読みましたが、実践的な知識やスキルはすべて仕事の中で覚えました。Web記事は大体決まった構成があるので、実際にWeb記事を読んでみて、見出しは何個か、一つの見出しにどのくらいの文章が書いてあるか、どんな流れで話が進んでいくのかと分析してみるのもいいと思います。タイトルや見出しがあらかじめ決められている案件もあるので、最初のうちはそういう仕事を中心に引き受けるのいいかもしれません。

初心者の方だと不安も大きいでしょうし、「まずは勉強から」と考えるのは当然だと思います。でも、あまり構え過ぎなくても、目の前の案件に対してマニュアルを読み込む、レギュレーションを守る、ということを徹底していくと、自然にWebライターが持つべき知識やスキルが身についていくと思います。

あとは、ライターの人のブログや、ライティングの書籍にザっと目を通すのもいいと思います。サロンとかセミナーとか勉強会もいいですが、まずはそれらに参加する前に本を読んだり、Webライターの方のYouTubeを見たりして、最初のうちはあまりお金のかからない方法で知識を吸収するのがおすすめです。そのうち、もっとこういった知識を深めたいとか、自分に足りないのはここだ、というのがピンポイントで見えてくると思うので、そうしたらサロン入会やセミナー参加を考えてもいいのかな、と思います。

ただ個人的には、あえて有料セミナーやサロンなどに参加しなくても、Webライターの活動は十分可能だと思っています。私はこういったものには一度も参加したことがないですが、これまで不自由を感じたことはほとんどありません。

よく「このサロンは詐欺ではないですか?」とか「有志のこんな勉強会があるんですが、参加した方がいいでしょうか?」という質問を受けるのですが、いつもお伝えしているのは、「参加するかどうかはご自身で判断してほしい」ということと、「サロンや勉強会を利用しなくても第一線で活躍しているWebライターは大勢いますよ」ということです。

そして、参加にあたり高額なお金を要求してくるところは、初心者のうちは絶対に避けておきましょう。私が聞いた話の中には、何十万という料金を請求されるケースもありました。元手ゼロ円で未経験からWebライターの仕事を始めた私にとっては、本当にナンセンスに思えてしまうんですが、一体どんな内容なんでしょう。本当にその料金に見合う価値はあるんでしょうか。内容を知らないので何ともいえませんが、そんな大金をかけなくてもWebライターとして働くことはできますので、どうかお金は大切にしてくださいね。

最後に

私の体験をもとに、未経験からWebライターになるための方法をいろいろ書いてますので、よかったら参考にしてください。

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Webライターを目指すにあたり、あれこれと迷ったり悩んだりすることがあるかと思います。私でよければ、可能な範囲で回答させていただきますので、ぜひメッセージをお寄せください。個別の返信は現在ちょっと難しいですが、こうしてブログで回答させていただきます。(ちょっとお時間をいただきますが)
※少し調べれば分かることには回答しかねますので、ご了承ください。

それでは、また。

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