先月になりますが、納品した記事に修正依頼が来た話をします。
修正の内容は、「タイトルが少し弱いので、もう少し強調して目を引くようなものに変えてください」というもの。
どうも性格なのか、煽り気味のタイトルには少々抵抗がある私。
もともとブログも検索を意識したタイトルを付けることが多いので、キーワード重視の淡々としたタイトルになりがちです。
でもSNSなどで拡散を狙うなら、思わずクリックしたくなるような、一瞬で興味を引かれるタイトルを付けなければなりません。
おそらくそのクライアントさんもそれを狙っているのだろうと思いました。
検索流入狙いとSNS拡散狙いではタイトルの付け方が異なる
検索流入を狙うなら、キーワードをタイトルの最初の方に入れる必要があります。
読者のターゲットを絞って、その人たちが検索しそうなキーワードを探り、タイトルや見出し、本文にちりばめていきます。
でもSNS拡散を狙うなら、タイトルを一目見ただけでパッと読者の意識を引く必要があるため、ちょっと大げさな言い回しをしたり不安を煽るような表現を使うことも。
例えば、
- 「え、本当!?○○○は×××だった!」
- 「そのやり方は間違っている!○○○を×××するための5つの方法」
- 「まだ知らないの?○○○が驚くほど変わる×××!」
みたいな感じ。
個人的には、こういうのはあざとくてあまり好きではない…。
もっとスマートな品の良いタイトルを付けたいと思ってしまうんだけど、かと言って上手いタイトルが浮かぶわけでもなく。
それに依頼主がこういうのを求めているなら従うべきだし。
タイトル付けの参考にしているもの
どうも私はタイトルが弱くなる傾向にあります。
そこで、インパクトのあるタイトルを付けるためにいろいろ参考にしているものがあるので、ご紹介します。
まずは手軽なところでこちら→ コピーメカ/キャッチコピー自動作成サイト
やってみると分かるんですが、出て来たものをそのまま使えることは少ないですw
でも、思わぬアイディアが浮かんだり、何か閃いたりして、意外に良いヒントをくれます。
あと、Amazonのレビューを見て買ってみたこちらの本↓
いかにもなタイトルですごく怪しいですが、読んでみたら想像以上に良い本でした。
こんなにたくさんタイトル例が並んでいると、良いアイディアが浮かばない時でもこの本をパラパラ見ていると何かしらヒットします。
上に書いた修正依頼のクライアントさんの仕事は、今はたいていこの本でヒントを得てからタイトルを決めています。
タイトルの修正依頼が来ることもすっかり無くなってホッとしています。
最後に
でも結局は、検索でもSNSでもタイトルがクリックされなければ読まれることはないので、タイトル決めは記事を書く上でとても重要。
本文よりむしろタイトル決めに時間を割くべきだという人もいるくらい。
その記事が読まれるか読まれないかは、おおよそタイトルで決まってしまいます。
今後もWebライターとしてやっていくなら、あざといタイトルは苦手とか言っていないで、ニーズに沿った仕事をしていかなくては、と気を引き締めています。