Webライティングの教本を読んでいると、よく「ひらがなと漢字のバランスに気を付けよう」というのが出て来ます。
漢字でも書けるけど、あえてひらがな表記にすることで、パッと見たときの見やすさや親しみやすさが出ることがあるので、文章を書く時はそのへんも意識しましょう、ということです。
全体を見たときの漢字とひらがなのバランスってすごく大事。
それに、ひらがなにした方が読みやすい字って案外多いのです。
ひらがなにした方が良い字
例えば、
・人達 → 人たち
・出来るだけ → できるだけ
・捗る → はかどる
・易い → やすい
などなど。
漢字でももちろん読めるし意味も通じるけど、パッと目に入ったときに、ひらがなの方が柔らかい印象ですんなり意識に入ってくる字がありますよね。
そういう部分を意識して文章を書けるようになりましょう、というのを色んな所で読みまして、私もそれを実践していたんです。
「ひらがなが多過ぎて読みづらい」と叱られてしまった
そうしたら、先日あるクライアントさんから納品した記事について「ひらがなが多過ぎて読みづらいです。漢字にできる字はちゃんと漢字にしましょう。」と叱られてしまいました。ギャフン
どうやら、あまりに意識し過ぎるあまり、ひらがなを多用し過ぎてしまったようです…。
そこで、すぐに修正して納品し直したのですが、そしたら「もうこちらで修正したので直さなくて良かったのですが。次から気を付けてください」なんてメッセージが来て、2度ガックリ…。
そうならそうと言ってくだされば~
……とまぁ、そんな一件がありまして、あまりにひらがなを使い過ぎるのも問題だということと、クライアントさんによって好みの文章のタイプが違うんだな~というのも勉強になりました。
そのやり方でOKのクライアントさんもいますのでね。
そういう、クライアントさんがライターに求めているものも少しずつ汲み取って行かれるようにならないとなぁ、と思いました。
臨機応変な対応をしよう
このあたりのことは、明確なルールがあるわけではなく、サイトの雰囲気やクライアントさんの意向によるところが大きいので、できれば掲載サイトを見せてもらって、他の記事がどんな文体で書かれているのかを事前にチェックしておくのが理想です。
でも、もしそれが不可能な場合は、クライアントさんとこうしてやり取りをしていく中で、自ら判断してやっていくしかありません。
ニーズに合った記事を書くというのは、Webライターにとっていちばん大切なこと。
一方では通ったことが、もう一方でも通用するとは限りませんし、求められるものもクライアントさんによって異なります。
たとえば、いち体験者として書く記事と、そのテーマについて深い知見を持っている人物として書く記事では、まるで別物になりますよね。
クライアントさんの求めに応じて、臨機応変に書いていけるようにならないといけません。
今わたしは日々それを訓練しているところです。
大変なりに身に付くことがたくさんあり、やりがいがあります。
まだまだ駆け出し。
もっともっと頑張らねば。